禅、武道そしてアロマ

自宅から10分も歩けば、神戸の町並みを見下ろせるほどの高さのある山上に行ける。

神戸の中心地にいながらなのだから、大変ありがたい環境に暮らしている。

疲れが溜まっていると感じると、なるべく山に登るようにしている。


山に登るときはいつも息を切らしながら登っているのですが、山上で町並みを見下ろしながら瞑想をして心気を整えていると、下山する時には身体の疲れは消えており、息を切らして登っていたときとは別人のようにトレイルランニング出来るほど身体が回復している。


疲れの原因・・・・


単に体力的な疲れではないのは明らかで、かといって精神的な疲れとも言い切れない。

恐らく現代人の疲れの原因とはこのようにあやふやなものであります。


「ストレス」と一言で言い切るには複雑すぎる。

様々な要素が絡み合っているはずですから。


ですが、山に登り瞑想をするだけで消失するものでもある。

しかし、家でゆっくり休んでいるのに抜けない疲れ。

なんとも不思議なものだと思います。


私が取得したアロマの資格は「日本アロマ環境協会」というところで、「アロマ環境」という言葉が付されています。

同協会のホームページでは

公園や街路で四季折々の自然の香りに触れると、癒されたような心地よい気持ちになります。また、精油の香りを室内で楽しんでいても、心が豊かになるよう感じられます。こうした屋内外の「自然の香りのある豊かな環境」を、AEAJでは「アロマ環境」と名づけています。


このように紹介されています。

自然な環境に少しでも近づければということでしょう。



人は常に環境からの情報をキャッチして、それに対応しようと身体も心も無意識に反応しています。

現代の人々が受けている環境ストレスは並々ならぬものがあると思っています。


社会という環境、職場・学校などの環境、家庭の環境などなど様々な環境がありますが、それらには目に見える物質的な環境と、目に見えない潜在的な環境とがあります。

目に見えない環境とは、それら目に見える物的環境をどのように捉え、認識し、対応しているか・・・という「受け取り方」のことです。


同じ者を目の前にしたとしても、人それぞれ受け取り方や認識は異なります。

全く同じものでも、人によって受けるストレス」には違いがあると言うことでもあります。

簡単な例で言うと、高いところが好きな人もいれば、高所恐怖症の人もいる。

同じ環境から真逆の影響を受けるわけです。



自然な環境とは何でしょうか?

単にネイチャーな環境ということでしょうか?


私が考える「自然な環境」とは、人が本来の姿になれる環境だと思っています。

本来の姿とは「ありのまま」で居られる・・・・

ありのままとは本来の自己・・・それが心身一体となった姿だと考えています。

それが出来る環境。

それこそが「自然な環境」なのだと。



本来の自己とは何なのか?


永年、様々な環境に対応し続けて来たため、自分自身を少しずつ造り替えて今の自分があります。

それは社会的な自分であったり、職場や学校での自分であったり。

家族にでさえ造り替えた自分を演じて生きているものです。

そして・・・・独りになったとき、自分にさえも造り替えた自分を演じていたりします。

これでは疲れが取れるはずはないですね。



本来の自己を自分の中に出現させるのは簡単なことではありません。

なにせ自分にさえ自分を造り替えているのですから・・・



疲れたとき私が山に登るのは、そんな本来の自己を呼び起こして、自然の中で息をつかせるためです。


作り込んだ「自分」という鎧を一つ一つ脱いでいき、すべて脱ぎ終えた時にようやく深い呼吸が出来ます。

ゆったりとした深い呼吸を繰り返し行うことで、窮屈な鎧の存在を認識して脱ぎ捨ててゆくわけです。




武道も禅も「呼吸」がとても大切です。

呼吸が心身を落ち着かせ、頭をクリアにしていきます。

身体と心はバラバラではありません。

1つにまとまっているからこそ人であります。


意識的に整えた呼吸がいつしか無意識に整った呼吸となる。

そして呼吸が乱れれば心も乱れ姿勢も乱れます。

呼吸とは不思議なもので、意識的にも出来るし無意識にも出来る。

顕在意識と潜在意識の境界に存在するものでしょう。



昔も今も武道家は呼吸をとても大切にしています。


そんな呼吸の乱れによって様々な身体的な影響や、心理的な影響が現れてきます。

呼吸が速くなり、動悸が起こり、のぼせ、めまいが起こり、胃が痛み、おなかが痛み、その影響が身体の様々な場所に現れて行く・・・・

姿勢が乱れるだけでなく、生活リズムが乱れ、生理現象が乱れ、身体機能が乱れ・・・・


たとえ部屋で一人になれたとして、ゆったりとした呼吸が出来ているでしょうか?

一人の部屋だとしても、それは社会システムに組み込まれている時点で「社会環境」の一部でもあります。


ただ、そんなしがらみを忘れてしまえるなら、それは「自然に還れる環境」と言えるでしょう。


そんな環境に変えるために、アロマの可能性があるのでしょう。


全てを忘れられるような香り・・・・

森の香りなのか、花々の香りなのか、風や雨の香りなのか、土の香りなのか・・・・

ゆったりと深呼吸したくなるような「自然に還れる」香り・・・


そんな香りを創造できればと思います。

The Healer by Koji Asada

龍使いの女神の力と龍使いの力を持つHealer & Therapist 独自のヒーリングセラピーで『魂』まで【癒し】をお届けします

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淺田 こーじ


独自のボディワークとヒーリングワークによる「ゆらぎ」のセラピーメソッド開発

●ボディセラピスト
●ヒーラー
●アロマブレンダー

特定非営利活動法人 日本メディカルハーブ協会
 メディカルハーブ・コーディネーター
公益社団法人 日本アロマ環境協会
 アロマテラピーアドバイザー