知られざるアスリート ~音楽演奏家たち

以前よりクラシックの演奏家たちのメンテナンスをしている

今のところ女の子ばかりなのだが・・・

そんな彼女たちの身体に初めて触れたとき、その日々の苦労がすぐに伝わってきた


ほとんどの演奏家たちは日々の練習などで身体の限られた部分を、通常の人たちの何倍も酷使している

だが、多くの演奏家は幼少期より楽器を手にしており、日々の練習による身体の酷使は当たり前の感覚になっているのである


小さい頃はストレスも少なく、成長期ということもあって回復は早い

しかし、大人になるにつれ社会や人間関係等環境によるストレスも増え、また仕事などの合間に練習や本番の演奏を行っているため、休息のための時間は幼少期とは比べものにならないくらいに少ない

年齢を重ねるにつれて当然回復力も遅くなってくる


実際、彼女たちの話を聞いていると、「練習中に腕が『ピリッ』と来たら一旦練習を止める・・・」などと当たり前のように話している

皆が皆同じことを・・・・・

腱鞘炎すれすれである



更に、彼女たちの仕事のスタイルがなかなかのものである

県を二つ三つまたいで日帰りで仕事をすることも多く、それも毎週のようにである

移動だけでも疲れるし、さらに時間は削られていく



スポーツアスリートは通常の人たち以上に、自分たちが身体を酷使しているという認識を当然のように持っているし、それを自分で感じやすいはずである

しかし、演奏家たちは自分たちがそれほど身体を酷使しているという認識は小さく、また周りの人もそれほどとは思っていない

だが実際は、無理な体勢をとり続けながら、身体の限られた部分を異常なほど使っている

バランス良く身体を使えない分、演奏家たちの身体は悲鳴を上げやすい状態だと言えるだろう



現在、彼女たち演奏家のボディケアメンテナンスをやっているが、それには理由がある

それは、演奏家自身が行える「セルフメンテナンス」の開発と指導のためでもある


身体を酷使して疲れが出たり痛みが出たら、メンテナンスしてあげるからおいで・・・というのは簡単なことであるが、それではお金ばかりかかるし、皆が皆そう簡単にメンテナンスに足を運べるわけではないからだ

出来る限り練習後や日々の中にセルフメンテナンスを取り入れることで、「ピリッと来たら練習を止める」などという危ない橋を渡るような状態を無くしたいからだ

また、演奏家の人たちは仕事として後身達の指導をしている

その指導の中に「セルフメンテナンスの指導」も取り入れることで、メンテナンスという概念が常識として浸透していけば・・・と考えている


ただ・・・

大げさなメンテナンスは避けたい

スポーツ選手なら大層なストレッチでもやってくれるのだが、いかんせん運動系ではない

だからあまり大げさなメンテナンスだとやらない可能性も大いにある




今まで、実際に身体を壊して再起不能になった演奏家や、復帰するまでに大変な努力を強いられたという演奏家も多いと聞く

故障を克服し復帰するまでには大変な努力を強いられたようだ

また、一度故障して離脱してしまうと、身体が復帰したとしても、演奏する場がそのまま残っているとは限らない状況もある

そして、一度故障してしまうと「故障した」という偏見とレッテルを貼られてしまい、非常にやりにくくなる場合もあると聞く

そういう方達は、やはり「メンテナンス」の必要性を指導している後身達にちゃんど指導しているようである

が、しかしながら現状では、メンテナンスを「受けに行く」という概念が中心である


もちろん、来ていただくのは大変ありがたいことなのだが、「どこに行けばいい?」という疑問があり、「何をどうすればいい?」という疑問もある

どれくらいいけばいいのか?

どれくらいお金がかかるのか?

働いた分がメンテナンスで飛んでしまうようであれば、やはり限界ぎりぎり我慢して・・・ということになってしまう



このような状況にまで至ってしまうのを、今まで改善が為されなかったことも驚きではあるが、クラシック音楽業界の組織体系などを調べていたら、非常に漠然とした組織が茫洋と広がっているのみで、「仕方ないのかなぁ」と思ってしまう部分もある

彼女たちに話を聞くと、「横のつながり」というごく限られた人脈を駆使して仕事に励んでいるという

横のつながりで演奏会に行き、横のつながりで指導の仕事をして・・・・・


スポーツなどでは種目や種別ごとに体系化された組織がしっかりと存在しているが、音楽業界・・・ことにクラシックにはそれがない

せめて楽器ごとに何らかの組織体系を構築してほしいものだと思う

だがやはり無理なのかな?



スポーツアスリートが練習や試合後、必ずメンテナンスのためのストレッチをするように、彼ら・彼女ら演奏家アスリート達も、練習や本番のあとクールダウンのメンテナンスを行うのが当たり前となればいいなと思います


常に身体が限界ぎりぎりという状態から脱却して、本番中に「ピリッ」と来たが止められないのでそのまま無理して演奏を続けたり・・・・

そんなことにならないよう最善を尽くしたいと思っています

そうして、体調の整った状態で演奏するのが当たり前となるよう願っています

演奏する人たちもそれを聞く人たちも、そのほうが素晴らしい時間を共有出来るはずである


私も元はミュージシャンの端くれである

音楽の未来のためにも、そうならんと願いながら取り組んで行きたいと思います



ちなみに・・・・

トップページの写真に写っているメソッドを受けているモデルさん

彼女はクラリネット奏者です



如水



The Healer by Koji Asada

龍使いの女神の力と龍使いの力を持つHealer & Therapist 独自のヒーリングセラピーで『魂』まで【癒し】をお届けします

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淺田 こーじ


独自のボディワークとヒーリングワークによる「ゆらぎ」のセラピーメソッド開発

●ボディセラピスト
●ヒーラー
●アロマブレンダー

特定非営利活動法人 日本メディカルハーブ協会
 メディカルハーブ・コーディネーター
公益社団法人 日本アロマ環境協会
 アロマテラピーアドバイザー