尊敬する人 ・・・蟹座の新月を振り返る





小学4年生の1年間を出生地でもある群馬で過ごしていました。


両親が離婚して兄と二人、母方の田舎のおばあさんの家に置いていかれていた時期でもあります。



両親ともども新しいパートナーと新しい生活を模索していたのでしょう。




そんな理由から当時は相当グレていました。


近所の同年代の友達を従えて、煙草を吸ったりしていましたから(^^;


目つきも悪くなっていましたし・・・




運動神経が良かったことも幸いして、クラスでは人気者になっていました。


そんなクラスの中に、いつもいじめられていた男の子がいました。


O君としておきましょう。


彼の家庭の状況が普通と違う・・・


そんな、子供にはどうでもいいはずの理由でいじめられていました。


親たちが口々に様々なことを言っているから、その意識を子供が共有してしまったのでしょう。




クラスの人気者で「都会から来た」という「話題性」までくっついています。


でも、目立つのは嫌いなので、いつも「いい迷惑だ」とも思っていました。


そんな目立つ要素があるので、時々上級生の集団に絡まれます。


これが目つきが悪くなる理由です。




そんな時、遠くの方から


『やめろ!』


という大声と共にO君が走ってこちらへ向かってきます。


そして、上級生たちと私の間に入り、上級生に向かって


『やめろ!そんなことするな!』


と、毅然(きぜん)とした態度で言い放ちます。


そして、私の方へ振り向いて


『早く行け』


と「イケイケ」と手を振るんです。



この状況に半ば唖然としながら、O君の催促につられて少し遠ざかると、O君が上級生に小突かれ始めました。


それでも


『もうやめろ!』


まだ食い下がっています。


それをしばらく呆然と見ていました。



やがてO君が上級生の群れから離れて、小突かれて痛めた腕をさすりながら、ニコニコしながらこちらへやってきます。


『大丈夫だった?』


と彼が私を心配しています。





彼と仲良くしていると、クラスの何人かは


「あいつと仲良くするな」


と言います。


でも私は気にせずO君と遊んだりします。


でも、そんな言葉を聞いたり状況を察したO君は、私からスッと離れてクラスではつかず離れずという距離感を保つんです。



なぜかいつも陰ながら見守ってくれているような、そんな存在のO君でした。



そんな群馬での生活も1年で終わり、大阪へと再び戻る時のO君の寂しそうな顔は今でも忘れられません。






尊敬する人は?


そう聞かれたとき、いつも若干10歳の彼の顔が浮かびます。


未だに・・・



何があってもいつもニコニコしていた彼の表情は、生涯私の「師」であり続けるでしょう。


10歳の少年の瞳の奥にある老齢な魂の輝き・・・




蟹座の新月を迎えて、彼の思い出がまざまざと蘇ってきました。


友であるヒドラを助けるためにヘラクレスと戦い死んでいった「カルキノス」というカニの怪物。


それが蟹座の勇者の姿です。


繊細で優しく思いやりのある柔らかな心を、硬い殻でしっかりと守っている。


O君にそんな姿が重なります。




いつもいじめられたり馬鹿にされたりしながらも、そんな相手を悲しく優しい瞳で見ていたO君。


以来、全く会っていませんが、幸せであることを心底願います。



それが私の蟹座新月の願い事です。







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淺田 こーじ


独自のボディワークとヒーリングワークによる「ゆらぎ」のセラピーメソッド開発

●ボディセラピスト
●ヒーラー
●アロマブレンダー

特定非営利活動法人 日本メディカルハーブ協会
 メディカルハーブ・コーディネーター
公益社団法人 日本アロマ環境協会
 アロマテラピーアドバイザー