初めに申しておきますが、ここは明らかなパワースポットです。
ですが、皆さんが考えているようなパワースポットではありません。
そもそもパワースポットの概念自体が、一般的に間違って伝えられていることに起因しているからでしょう。
「運気が上がる」
「浄化される」
「良いことが起こる」
そう思ってあちこちのパワースポットに行っては「煩悩」をぶちまけてくる方が多い・・・
それは神聖な場所に「ごみを捨てる」ような行為と変わりありません。
修験道や仙道のようにエネルギーを利用して「修行」される方にはありがたいエネルギーではあります。
ここ六甲比命大善神社はそれほど認知されていないので、著名なパワースポットのようにエネルギーは落ちてはいませんが、それでも周辺を歩いていると、時々「邪気」を吸い取ることがありました。
(相変わらずの吸い取り体質です^^;)
また、三人組の女性がいたのですが、この場所のエネルギーにあてられてしまって「目が回る・・・気分が悪い・・・」と言っておりました。
山頂のエネルギースポットは、クンダリーニのエネルギーと同じで、とぐろを巻いているような・・・強烈な渦のようなエネルギーです。
だから「目が回った」ようになるのも無理はありません。
有名な「セドナ」に於いても、地元に住んでいる方たちは、最低でも週に一回は街を出ないと「エネルギーにやられてしまう」と言っています。
地球のエネルギーというのはとても膨大です。
そんなエネルギーが隆起して山となるようなところです。
人間一人が太刀打ちできるものでもありません。
もし行かれるのであれば、先に身心を「浄化」してから行くことをお勧めします。
そうすれば自身の波動も上がっているので、波動摩擦が起きて揺さぶられたり、ぐるぐる回されたりすることも少ないかと思います。
お礼参りに六甲比命大善神社へ
六甲山頂にあるガーデンテラスから少し北へ行ったところに、六甲比命大善神社があります。
付近に案内板は皆無で、ひっそりと隠されているようにも思います。
神社への行程も「獣道」に近いくらいで、林の中の小径を進んでいきます。
そのあたりは明らかに「巨石文明」の名残が残るほど、巨大な岩がゴロンとあります。
最初に現れるのが「雲ヶ岩(紫雲賀岩)」という巨石。
真ん中で真っ二つに割れている姿を見ると、柳生の「天狗岩」を想像してしまいます。
柳生石舟斎の目の前に現れたという天狗が、目の前の巨岩を真っ二つにして「技を伝授した」という言い伝えです。
こちらの雲ヶ岩には「毘沙門天」が現れたそうです。
次に「心経岩」
岩に般若心経が彫られています。
私の身長が180センチちょっとありますが、それよりも随分と高いです。
この二つの巨石の中ほどに「六甲比命大善神社」がありますが、巷で見かける御社的なものはありません。
巨大な岩・・・・としかわかりませんね^^;
岩の右のほうに白っぽい建物があります。
小さなプレハブくらいのものです。
岩の大きさが相当なものなのがわかります。
この巨岩の右のほうが正面なんですが、正面から撮影するのは気が引けます。
プレハブ小屋の中からお参りできるようになっていますが、プレハブを回り込み岩の正面に立つと・・・
「天の岩戸」
見れば皆さんたぶんそう思います。
その岩戸の前に小さな小さな祠があります。
両脇には活けたばかりの花が飾られていました。
そこで今までのお礼を・・・・
感謝です。
そして今日、気付いたのですが、てっきり今年の2月の書写山から姫と縁が出来たと思っていたのですが、大きな間違いであることに気付きました。
遡(さかのぼ)ること6年前・・・
交通事故と医療ミスでなかなか治らない右足を、「杖を突いて足を引きずりながら」も大阪から神戸・北野へと移住してきました。
それは、今考えても「ありえない」ような移住だったかもしれません。
ろくに仕事も出来ない・・・
知り合いもほぼ居ない・・・
そんな状況下での移住でした。
冷静に考えたら「異常」でもあります。
移住して2~3日後、近所の神社へ挨拶をしておこうと思い、歩いて1分ほどのところにある「北野天満神社」へ行きました。
その日はちょうど「夏越(なごし)の大祓い」の行事の日で、せっかくだからと人形(ひとがた)に氏名を書いて、10人ほど居たご近所の列席者に交じって「大祓い」の儀式に参加しました。
そして儀式が終わると皆さんが社務所に入って行かれ、何故か私も連れられて社務所へ・・・
そこで食事までご相伴にあずかるという・・・
全く部外者の私に対して皆さん気持ちよく接してくださいました。
そんなご縁がある神社ですが、実は大祓いの儀式には4柱の神様が登場します。
その中に、ちゃんと「瀬織津姫」もおられるんですね・・・
それを今日知りました。
瀬織津比売・速開都比売・気吹戸主・速佐須良比売という祓戸四神です。
比売とは姫です。
女神さまが多いですね。
これは、地球上の水や空気、その他諸々が「浄化」される「循環」でもあります。
川はやがて海へたどり着き、熱されて雲となり、冷やされて雨となり大地に降り注ぎ、地下に浸透してやがて山上から湧き出る泉となる。
それらの過程で水も空気も浄化されてゆきます。
そんな循環の最初である「湧き出る泉から流れる川」を司るのが瀬織津姫です。
速開都比売が海、気吹戸主が大気、速佐須良比売が大地(地下)です。
瀬織津姫は地下と地上、黄泉と現世、終わりと始まりを司る「結び」の女神です。
そんなエネルギーの源泉がある六甲比命大善神社です。
そんな泉を汚してはいけません。
泉を汚せば山から下りてくるエネルギーも既に汚れています。
そんな汚れたエネルギーを受ける里や人々はどうなりますか?
2月に書写山へ行った時、未だ血なまぐさい気配が漂っていました。
織田信長に比叡山を焼き討ちにされた室町以前の時代の穢れが、未だに残ってしまっているということでしょう。
もうすぐ夏越の大祓いがあります。
そして、今年は浄化のエネルギーが強烈に溢れています。
せっかくの機会ですから神社に行って大祓いをしてみてはどうかと思います。
そんな「終わりと始まり」を司る「結び(括り)」の女神のシンクロがあちこちで起きています。
締めくくりに現れて、始まりを告げる・・・・・
たぶんそういうことだと思います。
ということで、本日お礼参りに行ったら、このような仕事を賜ったわけでございます。
やはりドSな姫様です・・・
そして、先日発表したRe:QuiemシリーズのKikuri(菊理)ブレンドですが、若干の修正をさせていただきます。
ブレンド精油のうち、シダーウッドをパインに変更します。
キャリアオイルに混ぜての使用もありますので、パイン種の中の「ブラックスプルース」を使用いたします。
ブラックスプルースはアトピーなどにも効果的な作用がある精油と言われており、肌への刺激などを考慮してこの精油をブレンドに使うことにいたします。
香りも通常のパインより穏やかで、シダーウッドと変更してみたところ、以前より「いい感じ」に仕上がりました。
これも本日の山歩きの中で、ふと気付いたことでした。
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