「常識」と言う砂の城



リストラや非正規雇用が当たり前になる少し前、いつものように当たり前のことを見るようにして「リストラ時代が来る」と予測しました。

まだ27歳の時でした。


多くの企業が成長をあきらめて、経費削減で経常利益を上げようとする境目でもありました。


企業は人なり。

私にはその考えが根底にあります。

ですが「常識」は違いました。

企業は知名度なり・・・

そんなブランド志向です。



ちょうど心理学の勉強をして、組織と言うものの中で人の能力を最大限に発揮するには?

そんなことを考えていました。


そして一つの結論・・・というか可能性を見出したのが、現在で言われる「共生」というものです。



「共生」にはかならず「自立」というものがセットになっています。

自立した個人、自立した共同体、自立した組織が、自立したもの同士繋がり、連携して機能するというものです。

また、それが自然の摂理でもあります。


自立しているからこそ支えあえる。

それが共生です。



組織のピラミッドというのは、この「自立」を育む環境ではありません。

共依存関係と言ったほうがいいでしょう。


安全と従属を取引した関係性。

従属するかわりに安心、安全を与える。

かなり悪い言い方ですが、実際、自立心を持ってしまえばもはや組織にはいられません。

従属意識と自立心は真逆のものですから。


そんなピラミッド型の組織と言う「常識」の中に、「共生」を導入するというのですから、かなり無理があるでしょう。

ですが、27歳の若い私はしれでも挑戦していました。



自立を育む


ではどうやって共生を導入するのか?


まずは個人個人の「自立」を隆起させることです。


自立という言葉はよく使われますが、何をもって「自立」なのかと問われて、明確に答えられる人は少ないと思います。

意識のことなのでどうしても抽象的です。

そして、自立について考えない社会でもありましたから、尚更「自立」について説明するのは難しい状況でした。


なので、自立の定義として「他者への理解」ということをもって、自立というふうに理解を進めました。

つまり、他者と言う人間を理解できるということは、自己認識、理解が出来ているということだからです。

自己理解がなければ他者への理解などできませんから。

そして、自己認識、自己理解が出来ているということは、自己と向き合った証拠であります。

それは「自立」には絶対必要なことですから。



ですから、心理学を利用して「自己理解」と「他者理解」という学びと成長のシステムを導入することで、自立した個人が組織内で「共生」することを望んだわけです。


ただ、そうすると今までのピラミッド構造は崩れます。

自立した個人は「共依存」のピラミッド構造内には存在できません。


そこで、組織図自体もピラミッド型からネットワーク型の図に転換しました。



更に、社内LANというネットワークを利用して、各個人の「情報共有」を、誰でも閲覧可能な個人のページを作り、各個人の情報を掲載する提案もしました。


それを二十数ページのレポートにまとめたものが、「PERSONA Project Report」というものでした。

これを、当時発刊して間もなかったリクルート社の「アントレ」という雑誌で、小さなものでしたが賞を頂き、それを冠にして企業に提案していきました。


また、そのレポートを持って役所関係も回ったのを覚えています。



時が早すぎた・・・

それが一番ですね。


ピラミッド型の組織を大転換させられるほどの勇気は、なかなか持てるものではありません。

そこまで尻に火が付いているわけでもなく、だからといって余裕があるわけでもなく・・・

「常識」は頑として盤石さを持っていましたから。


企業経営者だけでなく、個人レベルに於いても同じです。

安心・安全と従属の関係を簡単に手放すことは出来ません。

自立するということは、リスクをも容認するということだからです。




だから・・・

その後、企業が非正規雇用をどんどん導入するにつれ、自分の無力さや悲しさ、これから社会に出ていく若い人たちに申し訳ないという思いがありました。


「それが時代の流れだから仕方がない」

それは事実ですが、そう簡単に割り切れないのはやはり辛いものです。




なぜ、今さらこのようなことを書くのかと言いますと

ようやくその時代が来たからです。


天の時

なのでしょうね。




盤石であった「常識」という概念が、非常に薄く軽い壁に変わっているのがよくわかります。

黙っていても揺るがなかった「常識」を、必死で刷り込もうとしている事実を見れば一目瞭然です。


今や常識は「裸の王様」です。

ただ、「裸だよ」と誰も癒えずにいるだけの状態です。

でも、裸なのはわかっていて、それをちゃんと認識しないのは「おかしい」と多くの人が感じ始めています。


何故なら、「自立」した人が増えているからです。

そして、裸の王様を見てクスクスと笑っています。

「裸じゃない」と言いながら。



先日も書きましたが、「常識」とは妄想でしかありません。

みんなが同じ気持ちと思っているのも妄想でしかありません。

自分一人だけの観念です。




今後、新たな「常識」が創造されて行くでしょう。

気付けば状況が変わってしまっている・・・

そういうことになっては悲しいばかりです。




当の昔に「安心・安全」は無くなっています。

ただ、その「幻」を見せられ、刷り込まれ追わされていただけです。


「安心・安全かもしれない・・・」

そんな脆く儚い幻と引き換えに、自分の自由を与える必要はありません。



まずは自分を縛る常識から、自分を開放してあげてほしいと思います。

そして、堂々と言い放ってほしいと思います。


「私はもっと価値がある」と・・・・




最後までお読みいただきありがとうございました。





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淺田 こーじ


独自のボディワークとヒーリングワークによる「ゆらぎ」のセラピーメソッド開発

●ボディセラピスト
●ヒーラー
●アロマブレンダー

特定非営利活動法人 日本メディカルハーブ協会
 メディカルハーブ・コーディネーター
公益社団法人 日本アロマ環境協会
 アロマテラピーアドバイザー