妥協を許さない覚悟



今の時代・・・

このアセンションの時代という意味です。


気楽に、ワクワクしながら、やりたいことにフォーカスして楽しもう。

というのが主流になっていると思うんです。


確かにそうかもしれません。

それはとても大切なことだと思います。

でもね・・・

それだけではないと思うんですね。



昔話をします。

楽しい話ではありませんので、読まれない方がいい場合もあると思います。



10代の頃、私はミュージシャンでもありました。

ギタリストです。

ちょうど、尾崎豊さんと同世代です。

17歳のころ、彼の活躍を羨ましそうに眺めていました。


そんな私もライブハウスに出入りしながら、頑張っていましたよ。

レコード会社の人とも知り合いになったり、それはそれは凄いミュージシャン達と繋がりながら、徐々に自分の夢を形に変えようとしていました。

そんなある日、父の仕事(地質調査:ボーリングですね)を少し手伝ったりしていたんですが、その作業中に100キロ近い鉄の塊を繋いでいたロープが切れて、指の上に落ちてきたんですね。


でも、痛くないんです。

ただ「ジーン」としびれ多様な感覚だけで。

だから何ともないと思っていたんです。

で、慌てて父がおもりを退けて、軍手を外してみると・・・・

指先から付け根にかけて縦に裂けた指の腹から、折れた骨が2本飛び出していました。


「・・・・・・・」


正直見ていられなかったです。

だからタオルをかけて隠して、救急病院までトラックで父と駆け込みました。


そうして病院で処置してもらって、そのまま入院したわけです。

骨を戻し避けた指を縫合して、毎晩痛みに耐えながら過ごしていたんです。

でもなぜか傷が一向に良くならない。

というより悪化していました。

どんどん黒ずんでミイラ化して「壊死」していってたんですね。


「これは仕方ないから様子を見よう」

担当医がそれしか言いませんので、そうなのかと思い様子を見ていましたが、やはり日に日に悪くなるばかりです。

それで両親があちこち情報を集めて、「一刻も早く連れて来なさい」というお医者さんに出会い、病院の反対を押し切って(何故反対したのかいまだに謎です)転院しました。


そこで担当してくれた医師は、関西の医師達の間では相当有名な方で、その先生曰く

「このまま放っておいたら手首まで無くなるよ」とのことでした。

そして、私の指の様子を見ながら

「あと1週間早ければなんとかなったかもしれないのに・・・」

そう言って眉間にしわを寄せていたのを覚えています。

指に残った菌を洗浄しないまま、傷口を塞いでしまったから、このような結果になったようです。


「とりあえず、残せるだけ残そう」

そう言って指の大半を切断するわけですが、壊死していない「生かせる」細胞をとことん残すようにしました。

そうすると、アンバランスな状態になるんですね。

指の背中側の細胞は3分の1ほど残り

骨は8割がた無くなり

指の腹側の細胞は9割以上無くなっていました。


「この状態でしばらく菌が無くなるまで、抗生物質を打ち続けながら待つ」

ということで、切断した骨の先っぽに「注射針」を指したままの状態で、毎日そこから抗生物質を打ち続けることになりました。


「痛みに耐えられなくなったら言うように」

「・・・・・・・」


そりゃあもう痛いです。

でもなんか耐えられました。


そんな状態で10日ほどすると、菌が抜けたようで、ようやく次の手術に移ります。

それはまさに「創造」でしたね。

骨盤の骨を削りだして、それを指の背の細胞の長さまで継ぎ足しです。

次に指の腹側の細胞の足りない部分を、隣の中指の背面をめくって、人差し指の腹側に張り付ける。

この時、中指のめくった細胞が死なないように、一辺は中指につながったままの状態です。

つまり、コの字にカットしてめくったものを、人差し指の腹に張り付けた状態ですから、しばらくは人差し指と中指が繋がった状態です。

そして、中指のめくった細胞のところに、鼠径部の皮膚を切り取って張り付ける。


まさに「創造」ですね。

ない部分を創ったのですから。



とまぁ、そんなことがあったわけです。

そして、さらに7年前。

交通事故に遭いました。

バイクに吹っ飛ばされてしまったんです。

で、また救急・・・・・


そこでレントゲンを撮ってみてもらったところ

「骨は折れてないですね。打撲です。帰っていいですよ。」

『そうですか・・・』

ということで帰宅。

そのご2日ほど過ごしていましたが

『何かおかしい。歩きにくい・・・』

そう思い、再び病院へ行くと、今度は違う先生が出てきて

「骨折してますよ。膝裏の靭帯を留めている骨が骨折しているから歩きにくいはずです。」

「・・・・・・・」

「手術ですね。病院を紹介しますのですぐに行ってください。そこの病院でしたら信頼できますよ。」

ということで入院。

そして手術。

「骨をチタンのビスで留めるだけですから。」

ということで手術室へ。


麻酔で眠りに落ちていく・・・・・



目が覚めるとベッドの上という、ありきたりなドラマのワンシーンのよう。

心配している人たちの顔。

『今何時?』

「19時頃」

『結構眠ってたな。』

「・・・・手術に時間がかかって・・・・」

『え?』


しばらくすると担当医が現れて手術の説明をし始める。

「一応手術は成功しました。ですが・・・途中で静脈を傷つけてしまって・・・。それで時間が長引きました。でも、ちゃんと専門の先生を呼んで処置しましたので大丈夫です。ただ・・・静脈がこのまま正常になるまで足を曲げたりできません。今度静脈が破れると、足を失うかもしれませんから・・・・・」

『・・・・・え?骨は?』

「骨はしっかり留まっています。」

「・・・・・・・」


入院すること1か月。

骨折なのに・・・・



その後、リハビリで固まってしまった膝を伸ばしたり曲げたり。

ですがなかなか進展しません。

どころか腰を痛めてしまい、リハビリが腰マッサージに変わっていました。


これではいかんな・・・

と思っていたところ、とある鍼灸の先生を紹介していただきました。

地元の新旧の先生方を指導したり、中国にまで行って指導されている先生だそうです。

『先生、腰が痛いんです』

「腰か・・・」

そう言って先生が背中から腰まわりにかけて鍼を打っていきます。

そうして30分ほどすると今度は

「腰はべつにいいんだよ。膝の方だろう?」

まさか鍼でこの膝がどうにかなるとは思っていなかったのですが、先生に任せて膝もやってもらいました。

足のあちこちに鍼が刺さってすごいことに・・・・


そのまま放置すること30分ほど。

先生が鍼を抜いていきます。

「伸ばしてみ」

『あ!伸びる』

「曲げてみ」

『あ!曲がる!』


元通りではないですが、問題なく曲げ伸ばしが出来るようになっています。




これを書いたのは、別に誰かを責めたいわけではないんです。

若いころのやつは流石にショックでしたが、周りの気づかいに気づかいして平静を装っていました。

だからそれほど怒りを感じたわけでもないです。


何が言いたいかと言いますと

やっぱり、人の身体や心や命を預かるということの「覚悟」の大切さを知ってほしいと思いました。

とことん妥協を許さないくらい。


それは大変なことですし、正直しんどいと思うことも当然あるでしょう。

でも、本当にそれが自分の「道」として捉えているなら、大変さもしんどさも、さして感じないんです。

妥協したく無くたいと思わなくなってくるんです。

楽しく、ワクワクだけではないんですが、それでも熱中しているんですね。


だからね。

妥協してしまうならそれは「道」じゃないですよ。

中途半端なところで「まぁいっか~」となってしまったら、私の例のようになる人も沢山出てくるんじゃないかと思うんですね。


ほんとうに、雲泥の差になってしまうんですよ。



きっとね

それでも許されてきたのが今までの社会なんじゃないかなと思います。


これからは、いろんな人がいろんな「オンリーワン」になって、それで社会が豊かになって行くんだろうと思います。

誰でもなれる。

その権利がすでに皆に平等にある。

やる、やらないの選択の自由もすでにある。


ただ、そんなオンリーワンになるにしても、決して独りではなれないんですね。

色んな人の助けがあって、色んな人との調和があって、初めて成し遂げられるものだと思います。


オンリーワン

それはたぶん「あなたらしさの証」だと思います。

あなたが「あなたらしく」いられる一番のもの。



今は本当にこれら過去の出来事に感謝しています。

私の中では誰も悪くないんです。

もちろん、私を吹っ飛ばしたバイクの少年も。





それと、もう一つ言っておきたいことがあります。

普通、指を切断したのに「手技」を使うセラピストになんかならないですよね。

誰もが「ハンデ」と思ってしまう。


でも、それは違うんですよ。

これは「ハンデ」じゃなくて「リーチ」なんです。


10代の頃に指を切断したから、その後の人生で誰よりも「指先の感覚」が研ぎ澄まされたんです。

そして、足りない分を補うから、誰よりも「器用」さを得たんです。

だから私のセラピーメソッドは「オンリーワン」になれたんですね。


実は、私のお客様で気付いてない方も多いです。

もし、これを読んでいたら「え?!」となるでしょう。




これがね

一番言いたかったことです。

一見、デメリットに見えるものの裏にある「メリット」に気付くこと。

それに気付けたなら、あなたが今までマイナスだと思っている要素は、いつでも人より抜きんでるものに変わります。


そして

過去のどんな出来事にも感謝できるようになります。


もし、気づいたなら、いつでも遅くはないです。

気付いた時が始まりの時。

そう思います。


どうかオンリーワンになってください。



最後までお読みいただきありがとうございました。



ゆらぎ ボディ&ヒーリングセラピー

心と身体と魂を癒すセラピー

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龍使いの女神の力と龍使いの力を持つHealer & Therapist 独自のヒーリングセラピーで『魂』まで【癒し】をお届けします

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淺田 こーじ


独自のボディワークとヒーリングワークによる「ゆらぎ」のセラピーメソッド開発

●ボディセラピスト
●ヒーラー
●アロマブレンダー

特定非営利活動法人 日本メディカルハーブ協会
 メディカルハーブ・コーディネーター
公益社団法人 日本アロマ環境協会
 アロマテラピーアドバイザー