任脈からの気の停滞

photo by Liz Welsh


腕が内側に内側にねじれて肩が「巻き肩」になって何日も経過すると、ねじれた腕の骨に押されて鎖骨が内に内にと詰まってくる。


多くの人はこの時点でひどい肩こりに悩まされているはずである。


その状態が続くと今度は肋骨(ろっこつ)が固くなり、中に収まっている肺の収縮は制限されてしまう。


肋骨の真ん中あたり、胸のところは軟骨で出来ているため、鎖骨に押されて軟骨部分が飛び出してくる。

常に首の凝りが慢性化している状態です。


そうなると、胸のど真ん中を通る正中線上に凝りが生じてくる。



気の停滞


胸のど真ん中の正中線は経絡でいうところの「任脈」という経絡である。


任脈は経絡にある陰陽のうち「諸陰経」を統括する経絡で「陰経の海」と呼ばれている。

諸陰経には腎・肝・肺・心(心臓)・心包(心)・脾があり、それらの経絡の源となるものである。


この任脈部分に凝りが生じると、各陰経の経絡にまで滞りが生じてしまう。


呼吸が浅くなり、心臓に影響し、心が病んでくる。


感覚としては、胸のあたりにモヤモヤ感が起きて、のどが詰まってくる感じになる。

これは任脈の経絡を流れる気が、胸のあたりで滞りが生じたため、それがやがて淀みとなり邪気になる。

その邪気となったものが上へと上がってくるため、のどが詰まった感じとなる。

気が逆流するのです。


何とも言えない不快な感じがある。


この任脈の凝りをほぐし、鎖骨の詰まり、肩の捻れを修正して肋骨を開放する。

そうすることで呼吸がしやすくなる。



気は呼吸から始まる


経絡の始まりは「肺」からと言われている。

呼吸が楽になることでその他の経絡の滞りも徐々に開放されてゆくという理屈である。


放っておくとやがて病気になったり、鬱になったりしてしまうものだが、こういうものは病院の検査ではなかなか見つけにくい。


見つからないから尚更不安になってしまって悪循環を呼んでしまう。

不安がさらに身体を閉塞させて、胸の詰まりを悪化させる。


だが、理屈さえわかればそれほど恐れるものでもない。


呼吸を意識して「深く」呼吸が出来ているかが感じられればいい。


腕の捻れを意識して、胸を開く意識をすることで呼吸は随分と楽になる。


考え事や悩み事で呼吸が浅くなるが、気がついたときにゆったりと深い呼吸を心がけて、胸を開くよう意識していれば、やがてそんな不快感は「初めから無かった」ものとなるでしょう。


如水庵


The Healer by Koji Asada

龍使いの女神の力と龍使いの力を持つHealer & Therapist 独自のヒーリングセラピーで『魂』まで【癒し】をお届けします

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淺田 こーじ


独自のボディワークとヒーリングワークによる「ゆらぎ」のセラピーメソッド開発

●ボディセラピスト
●ヒーラー
●アロマブレンダー

特定非営利活動法人 日本メディカルハーブ協会
 メディカルハーブ・コーディネーター
公益社団法人 日本アロマ環境協会
 アロマテラピーアドバイザー